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家庭用ガスの種類
プロパンガス
- プロパンガス
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プロパンガスの特徴
プロパンガスはガス事業者からガスを入れたボンベを配送してもらい、ガスを使用するため必ずガスボンベがあります。
警報機がある場合、プロパンガスですと空気より重いガスですのでガス漏れ警報機が床から30cm以内になるように設置されています。
ご自宅に届いている請求書やガスメーター、使用しているガス器具などをご覧いただければ確認出来るかと思います。
都市ガス
- 都市ガス
- 天然ガス
- 12A・13A
都市ガスの特徴
都市ガスはガスのボンベがありません。
水道管などと同じガス管を地面に通して供給するため、ガスボンベが必要ないのです。
警報機がある場合、殆どの都市ガスの場合、空気より軽いガスですのでガス漏れ警報機が 天井から30cm以内になるように設置されています。
※一部の都市ガスを除く。
ちなみにご利用されているガス会社様が東京ガス・大阪ガスなど、都市の名前の場合も基本的に都市ガスです。
ご自宅に届いている請求書やガスメーター、使用しているガス器具などをご覧いただければ確認出来るかと思います。
その他のガスの種類
LNG(液化天然ガス)
天然ガスを液化工場で炭酸ガス、硫化水素、重質炭化水素等を精製除去してから-162℃で液化したものをLNG(液化天然ガス)と言います。
日本では、海外で産出した天然ガスの液化したものを輸入しています。
天然ガス
地下から発生する炭化水素を主成分とした可燃性のガスです。
日本では、新潟県、秋田県、北海道、千葉県などで産出されています。
石炭
昭和20年代頃まで主流となった原料。
石炭を乾留(800℃~1,000℃で過熱)すると、石炭に含まれている揮発部分がガスとなります。
LPG(液化石油ガス)
LPGは、油田から原油、天然ガスに随伴して生産される天然LPGと石油精製や石油化学工業で生産される副生LPG(液化石油ガス)があります。
主にプロパンとやブタンなどが主成分として使われています。
プロパンはそのまま供給し、ブタンは空気で希釈して供給するか、ガス化して供給します。
ナフサ
都市ガス、ガソリン、石油化学などに用いられる原料として石油精製された粗製ガソリンのことを言います。
以前は、石油系ガスの主流として使用されていましたが、現在は、LPGの補完的原料として利用されています。
石油重油
昭和30年頃から40年頃まで、安定性と経済性の面から多く利用されていた原料です。
オフガス
オフガスには、石油を精製するときに副生するものと石油化学工業でナフサを分解する際に副生するものがあります。
オフガスは、不純物が少ないので原料ガスとしてそのまま混入し供給します。
ガス種を間違えるとコンロは使用できない
ガス機器本体に貼ってあるラベルで型番や対応しているガスの種類を確認出来ます。
<LPG>と書いてある場合はプロパンガス、<12Aまたは13A>と書いてある場合は都市ガスとなります。
給湯器買替え時に注意したいガスの特徴
ガスコンロは都市ガス用とプロパンガス用にそれぞれ分かれており、うっかり対応していないガスで使うと火災や一酸化炭素中毒の原因となりますので、必ずガスの種類を確認して下さい。
プロパンガスと都市ガスの比較
プロパンの方が熱量は高いですが、熱量と火力は違います。
同じガス機器ならプロパンガスも都市ガスも火力は同じです。